請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 185 件名 イラク派兵反対、自衛隊の撤退に関する請願
要旨  小泉内閣は、アメリカに言われるままに、自衛隊をイラクに派兵した。自衛隊のイラク派兵は、米英の無法なイラク侵略戦争と軍事占領を支持・加担するもので、国際平和ルールに反するとともに、憲法をじゅうりんする暴挙である。今、イラクでは、軍事占領への不満と抵抗が高まり、治安も悪化する中で、米軍が連日のように襲撃されている。派兵された自衛隊は、米英軍と共にイラク国民を殺傷しかねないし、逆に銃口を向けられることにもなる。自衛隊の派兵を、非戦闘地域に限り、武力の威嚇・行使をしないなどとするイラク派兵法についての政府の説明は、完全に破たんしている。自衛隊派兵は、イラク国民の意思を尊重した復興に反し、国連中心の復興支援を求める国際社会の声にも背を向けるものである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、自衛隊を即時撤退させること。

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