新件番号 | 99 | 件名 | 介護保険制度の改善に関する請願 |
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要旨 | 介護保険の見直しが二〇〇五年の通常国会で行われる。しかし、サービス利用料を一割から二割に引き上げる、介護度の低い人のサービスを制限する、四〇歳以上であった保険料の徴収を二〇歳以上にするなど、負担は増えるがサービスは切捨ての内容である。介護保険は、だれもが安心して老後を迎え、介護が必要な人が必要なサービスを受けられるよう施行された制度であるが、現状は、利用料負担が重くて利用できない、施設入所待機者が二三万人以上など問題が山積みである。また、医療や年金の負担の増加と給付の切捨てで、暮らしは厳しく老後への負担が増すばかりである。 ついては、だれもが費用負担の心配することなく安心して介護が受けられるよう、次の事項について実現を図られたい。 一、要支援・介護度一のホームヘルパーやデイサービスなどの利用を制限しないこと。 二、介護保険施設の部屋代や食事などの利用者負担を増やさないこと。 三、介護サービス利用料の引上げをやめること。 四、介護保険の保険料の引上げや二〇歳からの徴収をやめること。 五、障害者支援費制度との統合をやめること。 六、介護保険制度の国庫負担を増やすこと。 |