請願

 

第160回国会 請願の要旨

新件番号 2 件名 イラク多国籍軍からの自衛隊の撤退に関する請願
要旨  小泉内閣は、アメリカに言われるままに、国民にも国会にもはからず、自衛隊をイラク多国籍軍に参加させた。この憲法じゅうりんの暴挙に強く反対する。多国籍軍の実態は、侵略戦争を行い、無法な軍事占領を続けた米軍を中心とした占領軍である。イラク国民が求めているのは、占領軍の撤退である。自衛隊が多国籍軍に参加することは、イラク国民と敵対し、アメリカの侵略と占領に加担することである。武力行使を任務とする多国籍軍に自衛隊が参加することは、従来の政府見解でも、憲法に違反すると禁止されてきた。さらに自衛隊の派兵を、非戦闘地域に限り、武力の威嚇・行使をしないなどとするイラク派兵法についての政府の説明からいっても、多国籍軍への参加は成り立たない。自衛隊を今すぐ撤退させ、イラク国民の意思を尊重した新しい国づくりへの支援、国連中心の復興支援を進めるべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、自衛隊をイラク多国籍軍から今すぐ撤退させること。

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