請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 2144 件名 国民を苦しめる消費税の増税反対に関する請願
要旨  小泉内閣の悪政によって、長引く不況は深刻化し、国民は生活苦に追い込まれている。不景気で、暮らしが悪化している今こそ、国の責任で国民の懐・家計消費をあたため、暮らしに欠かせない制度を充実させるべきである。(一)生活保護世帯の生活保護費は一般家庭の七割にもならない。生活保護費の切下げは、ほかの暮らしの制度の適用基準の改悪にもなり、全国民的な問題である。(二)医療費負担増や年金の給付削減、介護・国保の保険税・料の値上げ、庶民増税や生活費への課税強化など、景気の悪化を一層ひどくする。(三)国民への負担増や増税をせず、制度の改善や基準の引上げをする財源はある。大銀行や大型開発などへの無駄な税金投入をやめ、国民の暮らしと命を守るために税金を使うべきである。長年、社会に貢献してきた高齢者、母子家庭、障害者、不況で失業した中高年齢の勤労者、次代を担う青年など国民すべてが、憲法第二五条の生きる権利、人間らしく暮らせる生活が保障されなければならない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、配偶者特別控除の制度を元に戻し、課税最低限の切下げをやめ、消費税の増税はしないこと。

一覧に戻る