新件番号 | 1936 | 件名 | イラクへの自衛隊派兵反対に関する請願 |
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要旨 | 小泉政権は、自衛隊のイラク派兵を強行した。泥沼の戦争状態にあるイラクへの派兵は直ちに中止すべきである。「戦場で死んでいく人間のことを考えてほしい」「外国の軍隊の尻ぬぐいする任務はないはずだ」など自衛官や家族の悲痛な声が寄せられている。イラクの戦闘は激しくなり、侵略戦争の様相を更に強めている。米軍が住民と敵対し武力鎮圧で死傷者を出す事件も相次いでいる。自衛隊が派兵されているイラク南部では、英・伊軍が相次ぐ爆弾テロに遭い多数の死傷者が出ており、戦闘地域か非戦闘地域かの判断ができないのが現実である。イラクの現地調査に何度も訪れている岡本首相補佐官(当時)も、派兵された自衛隊が「攻撃対象とされることは免れない。他の国と同様に狙われる可能性がある」と認めている。米国の言いなりに自衛隊を派兵することは許されない。派兵により自衛隊員の命が奪われ、中東・アジア諸国の批判を強め、国際社会からも日本は孤立させられることは必至である。二度と戦争しない国と誓った平和憲法を踏みにじることは許されない。憲法第九条の立場から、外国への軍隊の派兵は反対である。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、イラクへの自衛隊派兵を直ちに中止すること。 |