請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 221 件名 自衛隊のイラクへの派兵反対に関する請願
要旨  小泉内閣は、自衛隊をイラクに派兵する「イラク特措法」に基づき、戦後初めて戦闘地域に自衛隊の地上部隊を派遣しようとしている。自衛隊のイラクへの派兵は、米英の無法なイラク戦争を正当化し、軍事占領を追認し、米英軍を支援するものである。これは、イラク戦争を批判する国際社会の声に背を向けるとともに、イラク国民の意思を尊重した復興に反するものである。米軍司令官も「全土が戦闘地域」と認めている中で、自衛隊は、米英軍と共にイラク国民を殺傷しかねないし、逆に銃口を向けられることにもなる。このことが、武力行使や交戦権を禁止した憲法に違反することは、明らかである。無法なイラク戦争を正当化する上に、憲法をじゅうりんして自衛隊をイラクに派兵することは、絶対に許されない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。
 
一、自衛隊をイラクに派兵する「イラク特措法」を廃止すること。

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