請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 84 件名 年金・医療制度改革に関する請願
要旨  勤労国民の生活は、デフレ経済、戦後最悪水準の失業率、社会保障の後退などによって、雇用不安と生活不安の状況が続いている。そのうえ雇用保険法、労働者派遣法、労働基準法などが改悪され、より一層雇用不安と労働条件の不安定化が進んだ。また医療制度の抜本的な改革を先送りし、医療費自己負担の三割への引上げなどに見られるように、政府は給付削減、国民負担増の政策を推し進めようとしている。さらに税制度においても不公平な制度を是正することなく、政府は配偶者特別控除廃止など国民に負担増を強いる政策を推し進めている。今こそ、政府は生活と雇用不安を解消し、将来に展望を与える政策に転換すべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、医療制度を抜本的に改革し、患者・国民への負担増の繰り返しをやめること。
二、安心と信頼の年金制度を実現するために、基礎年金の財源として、国庫負担を二分の一に引き上げること。その上に立って基礎年金を税方式へ移行させること。

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