請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 2791 件名 無年金障害者の早期救済に関する請願
要旨  二〇〇二年八月、坂口厚生労働大臣は、無年金障害者に対する「坂口試案」を公表した。これを機に、無年金障害者の救済策について厚生労働省内での検討が再開されることは、無年金障害者をなくすための新たな一歩である。一日も早い救済策を願っている全国の無年金障害者とその家族、関係者は、今後の推移を熱い思いで見守っている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、無年金障害者の救済策を具体的に実現していくための道筋を、早急に明らかにすること。
二、救済は、学生に限らず、主婦や在日外国人であった人々はもちろん、すべての無年金障害者を対象とすること。
三、障害者が自立して生きていけるだけの金額を支給すること。
四、「新・障害者プラン」の中に、障害者の所得保障における重要な柱の一つとして、この課題を位置付け、明文化すること。
五、無年金障害者に対する調査を速やかに行うこと。調査に際しては、私たちの意見を聴くこと。

一覧に戻る