請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 1678 件名 憲法違反の有事法制の撤回に関する請願
要旨  第一五四回国会で継続審議となった有事関連三法案が引き続き審議され、法案制定によって、戦争をする体制がつくられようとしている。武力攻撃事態への対処という名目で、国と地方公共団体、指定公共機関への責務を強化し、国民の協力を強要することと、自衛隊の権限を更に強化しようとするものである。このことは集団的自衛権に関する従来の政府解釈からも逸脱し、平和と基本的人権を保障する平和憲法の精神に逆行するものである。憲法第九条の「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」ことに違反する行為である。
 ついては、再び日本が戦争を起こさないために、戦争の放棄をうたった憲法第九条を守り、平和で安心して生活ができるために、憲法違反の有事法制に反対するとともに、法案の撤回を行われたい。

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