請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 1482 件名 移送サービスへの公的助成に関する請願
要旨  国は、ハートビル法、交通バリアフリー法などの施策を通じてバリアフリー化を進めているが、国民の移動の権利を保障しておらず、また重度の障害者や高齢者が鉄道・バスを利用するまでの移送サービスは遅々として進んでいない。移動の自由が国民の権利として認められていないため、移送サービス(STS=スペシャル・トランスポート・サービス)は福祉サービスとして認識されない最大の原因となっている。社会参加を希望する障害者や高齢者は増加しているが、通学、通院、通所、買物、レジャー、福祉手続などの外出に必要な介助と移送手段の確保が保障されていない。移送サービスは、その重要性と必要を知るボランティアや全国で一、○○○以上のNPO団体の活動に支えられているが、いずれも厳しい財政状況で、公的助成が必要である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、移送サービスを福祉サービスとして認知し、そのための法律の整備を行うこと。
二、移送サービスへの今後一層の公的助成の拡充を行うこと。

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