請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 1342 件名 健保三割負担や高齢者窓口負担の大幅な引上げなどの中止に関する請願
要旨  小泉内閣は、医療費への国庫負担を減らすために、昨年一○月から高齢者の窓口負担を大幅に増やすとともに、今年四月からは健保本人、家族入院、退職者医療の負担を二割から三割に引き上げることをねらっている。また、保険料を引き上げる計画もある。不況と失業が深刻化する中で、これ以上の負担増は、ますます病院に掛かれない人を増やし、病気の重症化を招く。社会保障を充実させ、国民の将来不安を解消することは、日本経済の再建にも不可欠である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、健保本人、家族入院の三割負担を行わないこと。
二、高齢者の窓口負担の引上げを行わないこと。
三、保険料の引上げをやめること。
四、保険外負担の拡大をやめ、診療報酬を改善し保険で安心して医療が受けられるようにすること。

一覧に戻る