請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 998 件名 医療改悪の実施凍結、見直しに関する請願
要旨  小泉内閣と与党によって、三、○○○万人が行った反対の署名、世論調査でも六割以上が反対する国民の声、国会でも野党の一致した反対を押し切って健康保険改悪法が強引に成立させられた。二○○二年一○月には高齢者の窓口一割負担、二○○三年四月にはサラリーマンの窓口三割負担を実施しようとしている。保険料も年収総額を基に引き上げられようとしている。これらによって一兆五、一○○億円の負担増となる。医療の改悪に加え、年金の物価スライドの凍結解除による給付削減、介護保険料の見直し、雇用保険料の引上げなど三兆二、四○○億円にも及ぶ社会保障制度の改悪や二○○三年度予算からも社会保障費を二、二○○億円もカットしようとしている。不況のときこそ、国の負担を増やして、社会保障制度を拡充すべきである。無駄な公共事業を見直せば十分できることは明らかである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、高齢者の窓口負担増、健康保険本人三割負担、保険料引上げなどの医療改悪の実施を凍結し、見直すこと。

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