請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 820 件名 緊急景気対策に関する請願
要旨  今、中小業者と国民は「仕事がない」「資金が回らない」「生活が苦しい」という苦境のどん底にある。しかし、大企業や銀行は利潤追求を第一に、法律を破り、日本経済を混乱に陥れて国民を一層の苦境に追い込んでいる。政府も大企業や金融機関の乱脈経営を放置し、その一方で消費税の導入、税率引上げなど国民を苦しめる悪政を行ってきた。「政府・財務省と大企業・大銀行の責任の徹底追及」「国民生活を圧迫する消費税は廃止せよ」は、圧倒的多数の国民の世論である。
 ついては、政府はこの世論にこたえつつ、緊急景気対策のため、次の事項について今すぐ実現を図られたい。

一、乱脈経営で破綻(はたん)した金融機関に、税金の投入はしないこと。金融業界の責任で、預金者、大衆投資家、労働者の保護を最優先した緊急対策を講ずること。
二、消費税を直ちに三%に戻し、所得税の大幅な減税を行うこと。
三、中小業者に無担保、無保証、無利子、別枠の緊急融資を行うこと。国民生活金融公庫や銀行の貸渋りをやめさせ、返済条件の緩和を行うこと。

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