請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 676 件名 すべての子供への行き届いた教育を進め、心の通う学校をつくることに関する請願
要旨  学校、家庭、地域からゆとりが奪われ、子供と教育の置かれている状況は大変深刻で、みんなが心を痛めている。今、最も求められているのは、三○人学級の実施など教育条件の改善を図り、ゆとりを取り戻すことである。教育費の父母負担の軽減と一人一人が大切にされる教育の実現は、大きな世論になっている。
 ついては、文教予算の抑制政策を改め、大幅に増額することを基本に、次の事項について実現を図られたい。

一、小・中・高三○人以下学級を早期に実現し、複式学級を解消すること。
二、私学助成の国庫負担制度を守り、私学助成を大幅に増額すること。特に経常費二分の一助成、授業料直接助成・施設助成を実現すること。
三、義務教育費の国庫負担制度を守り、充実すること。
四、すべての学校の教職員を増やすこと。
五、希望するすべての子供に高校教育を保障すること。障害児に行き届いた教育を保障するため、障害児学校・学級などの教育条件を整備すること。
六、教育費の父母負担を軽減し、長期不況下の子供の就学を保障するために、子供への就学援助・授業料減免制度・奨学金制度などを充実させること。
七、学校の施設・設備を改善すること。

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