請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 389 件名 民法改正による選択的夫婦別氏制度の導入に関する請願
要旨  現行民法制定後既に五十年余り経過し、この間家族の形態やライフスタイルは多様化し、婚姻や家族の役割などに対する個人の考え方や意識も大きく変化している。また、女性の社会進出も目覚ましい中、婚姻による改氏によって不利益を被るのは多くの場合女性であるため、氏を変えたくないと考える人が増えてきている。憲法上個人の尊厳と両性の本質的平等がうたわれているが、現在の社会環境から見て実質的には不平等となっている場合が多い。人権が最大限に尊重され、自由と平等が保障される豊かな社会を構築するためには、選択の幅ができるだけ広く許容される制度が必要である。
 ついては、法の下における男女の実質的平等及び個人の自由意思尊重の観点から、次の事項について実現を図られたい。

一、民法を改正し、「選択的夫婦別氏制度」を導入すること。

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