新件番号 | 406 | 件名 | 核兵器をなくすことに関する請願 |
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要旨 | 原爆被害から半世紀がたった。二一世紀に向けて核兵器のない世界の実現を求める。被爆者は、体、暮らし、心のすべてにわたって苦しみを背負わされた自らの体験に基づき、再び被爆者をつくるなと、核兵器の廃絶と原爆被害への国家補償を求めている。しかし、アメリカを始め世界の大国は、いまだに核兵器で平和が保たれるという核抑止論にしがみついている。唯一の被爆国である我が国も、アメリカの「核の傘」に依存し、原爆被害をもたらした国の戦争責任を認めようとはしていない。制定された被爆者援護法は、国家補償の法にされなかったため、原爆犠牲者の遺族のうち被爆者でない遺族を切り捨て、在外被爆者への法の適用を拒むなど、差別を生んでいる。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、核兵器をこの地球上からなくすために、核兵器完全禁止・廃絶国際条約の締結のために、日本政府は先頭に立つこと。 二、核兵器を作らず、持たず、持ち込ませず、の非核三原則を法制化すること。 |