新件番号 | 4322 | 件名 | 国民健康保険組合に対する特別助成の増額等に関する請願 |
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要旨 | 患者負担増や保険料の大幅引上げを盛り込んだ「健康保険法等の一部を改正する法律案」は、長期にわたる不況で苦境に立たされている国民に対し、更に大きな負担を求めるものである。一方、この法律案の附則では平成十四年度中に「保険者の統合及び再編を含む医療保険制度の体系の在り方」について基本方針を策定するとしている。これは、医療保険制度の一本化・一元化を目指すものであり、自分たちの保険という強い意識の下で医療費の適正化に努力し、保険者機能を発揮してきた国保組合に強い危惧(きぐ)を抱かせるものである。 ついては、国保組合を運営する保険者の努力が報われるよう、平成十五年度予算の概算要求に当たっては、次の事項について実現を図られたい。 一、医療保険制度は、被用者健康保険と国民健康保険の二本立てにすること。 1 国民健康保険の管理・運営の主体は、将来にわたって市町村と国保組合とするとともに、建設国保組合を育成・強化すること。 二、国保組合に対する国庫補助は従来の水準を確保すること。そのため、平成十五年度予算の概算要求においては国保組合に対する特別助成を増額すること。 1 特別調整補助金を増額すること。 2 特別対策費補助金は現行の額以上を確保すること。 |