新件番号 | 3193 | 件名 | マンションの修繕積立金の保全対策に関する請願 |
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要旨 | 分譲マンションは年々増加しており、都市における住居形態の一つとして広く普及している。それゆえ、マンションの適正な維持管理はまちづくりという観点からも重要であり、「マンション管理適正化法」(マンションの管理の適正化の推進に関する法律)の制定などにより、マンション管理が適正に行われるよう努力がなされている。取り分け、マンション管理のかなめとして修繕計画の策定と適正な修繕積立金の保全の重要性が強調されており、多くのマンション管理組合では計画的かつ適切な修繕を行うための修繕積立金を備蓄している。積立金は一戸当たり月額一万円以上を積み立てる管理組合が多く、例えば、九戸のマンションの場合でも十年で積立金が一千万を超えペイオフの対象となるため、多くのマンションでは安心して修繕積立金を預金できないことになる。「マンション管理適正化法」の趣旨にかんがみ修繕積立金については特別な保全対策が求められている。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、当面、国の施策として、マンション管理組合における修繕積立金については、一戸当たり百万円まで保証する特別の制度を導入すること。 |