請願

 

第154回国会 請願の要旨

新件番号 2767 件名 憲法違反の有事法制関連三法案の廃案に関する請願
要旨  現在、国会において有事法制関連三法案(「武力攻撃事態法案」・「自衛隊法改正案」・「安全保障会議設置法改正案」)が審議されているが、これらの法案は、(一)集団的自衛権の行使に踏み込む、(二)首相への権限の集中により国民主権を侵す、(三)自衛隊による武器使用の容認につながる、(四)基本的人権、思想信条の自由及び財産権を侵害する、(五)地方自治の崩壊につながる、といった理由によって憲法に違反している。政府は、全世界の人々が平和のうちに生存する権利を有していることを確認し、国際紛争を解決する手段としては武力の行使によらない平和外交によって安全保障を進めるべきである。有事法制関連三法案から想定されるものは戦争であり、これらの法律の制定によってアジアを始めとした世界の人々に脅威を与えかねない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、有事法制関連三法案を廃案にすること。

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