新件番号 | 2447 | 件名 | 健康保険法等の一部を改正する法律案の廃案等に関する請願 |
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要旨 | 政府は国民の医療費負担を大幅に増やすことを内容とした法律案を国会に提出し、成立させようとしている。政府の試算によると、国民の負担増は年間総額で一兆円であり、それに伴う受診抑制効果は五千億円に上るとされている。また、本年四月からは診療報酬の改定により、百八十日を超える入院に対する保険外負担が導入されている。不況と失業が深刻化する中、社会保障の充実により国民の将来への不安を解消することが日本経済の再建に不可欠である。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、健保本人及び退職被保険者並びにその家族の入院時における三割負担、高齢者の窓口負担増、保険料の引上げなどを内容とする「健康保険法等の一部を改正する法律案」を廃案にすること。 二、保険外負担の拡大をやめるとともに診療報酬を改善し、保険により安心して医療を受けられるようにすること。 |