請願

 

第154回国会 請願の要旨

新件番号 1079 件名 核兵器廃絶条約の締結に関する請願
要旨  昭和二十年、広島及び長崎に人類史上初めて原子爆弾が投下され、その年のうちに約二十一万人が死亡したほか、今でも原爆症と闘い発病の不安を抱える被爆者が約三十万人もいる。また、平成八年には国際司法裁判所から「核兵器の威嚇又は使用は一般的に国際法違反である」との勧告的意見が示されている。日本政府は、同裁判所で確認された核軍縮の責務を指摘するとともに、核兵器の開発、生産、実験、配備、貯蔵、移譲、威嚇及び使用を禁止し、かつ核兵器の全廃を規定する「核兵器廃絶条約」が早期に締結されるよう、多国間交渉を直ちに行うべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「核兵器廃絶条約」の速やかな締結に向けて、国際連合を始め、世界の国々に対し働き掛けること。

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