請願

 

第154回国会 請願の要旨

新件番号 601 件名 私立専修学校の教育・研究条件の改善及び父母負担軽減に関する請願
要旨  私立専修学校は、進学率・入学者数が専門課程においては短大を超えるなど、公教育機関としての社会的責任を負っている。しかし、私立専修学校は教育・研究条件及び父母負担の面では大きく立ち後れており、生徒の減少が続く中で財政の圧迫が生じているため、自助努力を尽くしているものの、教育条件の低下は避けられない状況となっている。私立専修学校の教育・研究条件を改善・充実させ、父母・生徒の負担を軽減するため、助成金の増額は急務となっている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、私立専修学校においても私立短期大学、私立高等学校と同様に経常的経費への助成を実現すること。
二、私立専修学校において行き届いた教育ができるよう、「専修学校設置基準」(特に第五章、施設及び設備等)を改善すること。
三、父母負担の軽減を図るため、授業料直接補助を実現すること。
四、日本育英会奨学金の貸与制度を改善し、第一種奨学金無利息枠を拡大するとともに、その貸与月額も増額すること。
五、私立高等学校で適用されている授業料減免事業臨時特別経費を、私立高等専修学校生に対しても適用すること。
六、三年制以外の高等課程に対しても通学定期割引率を高等学校と同率にすること。

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