新件番号 | 1150 | 件名 | 海洋環境整備事業の実施体制の充実に関する請願 |
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要旨 | 船舶の航行の安全を維持するとともに、自然環境等を次世代に継承するためには海洋における環境保全が重要であることから、海面に浮遊するごみについては日常的に回収することが求められている。また、船舶やコンビナートによる油流出事故が発生すれば、大気や水質などの環境汚染だけでなく人体や漁業などに多大な影響を及ぼすことから、沿岸に漂着する前に流出した油を回収する必要がある。このため、海域の条件に沿った機動性や回収能力の優れた機材の開発・配備、油防除体制の強化といった海上流出油に対する回収体制の充実が求められている。さらに、船舶乗組員については、経験を積んだ職員を充てることが作業効率の面からも有効である。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、海洋環境整備事業の実施体制を拡充すること。 二、海洋環境整備に使用する船舶については、耐用年数が経過し老朽化したものから順次代替船を建造・配備すること。 三、海洋環境整備に従事する船舶乗組員は業務委託ではなく、正規の職員を充てること。 |