請願

 

第153回国会 請願の要旨

新件番号 29 件名 安心して掛かりやすい医療に反する患者負担の再引上げ反対等に関する請願
要旨  平成九年九月からの医療費負担増及び消費税の引上げなどが国民生活を脅かしている。ところが政府は、老人の保険料及び窓口負担を増やす高齢者医療制度の実施、薬代の負担を増やす「薬剤定価の給付基準額制」の導入、必要な医療を制限する診療報酬の「定額制」の拡大など更なる患者負担増を計画している。公共事業に社会保障の二・五倍の財政を投入するようなゆがんだ税金の使い方を改め、世界一高い薬価や医療機器価格にメスを入れれば、医療・社会保障の財源は十分に捻出(ねんしゅつ)できる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、差額徴収や薬剤負担の拡大、高齢者の一割定率負担の完全実施など、患者負担の再引上げを行わないこと。
二、健保本人二割負担、高齢者及び難病患者の負担、薬剤の患者負担増を元に戻すこと。長期入院の抑制策をやめること。

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