乳幼児医療費無料制度の国による早期創設に関する請願：請願の要旨：参議院

新件番号	14	件名	乳幼児医療費無料制度の国による早期創設に関する請願
要旨	子供の病気は子育てにおける不安の一つであるが、子供は病気にかかりやすい上に抵抗力が弱いため重症化するおそれもあり、病気の早期発見・早期治療を支える環境を整備することが重要である。その一つとして乳幼児の医療費無料制度があるが、これは市町村単位で独自の制度として行われているため、自治体の財政状況などによって、助成対象年齢などに大きな格差が生じている。このため、国による制度を創設し、市町村を支援することが求められている。また、昨年五月には参議院国民生活・経済に関する調査会も「乳幼児医療について、国による負担あるいは医療保険の自己負担割合の軽減等の措置を検討すべきである」との提言を行っている。　ついては、安心して子供を産み、育てることができるよう、次の事項について実現を図られたい。一、小学校就学前までの子供を対象とした医療費無料制度を国の責任により早期に創設すること。