請願

 

第153回国会 請願の要旨

新件番号 2 件名 男性助産婦導入反対に関する請願
要旨  男女雇用機会均等法及び男女共同参画社会基本法の成立を契機として男性助産婦導入に向けて法制化が進められている。しかし、実際に出産するのは女性であり、性差を考慮する必要がある。老人及び障害者に対する介護においても同性による介護が求められている中、国民的議論もされないまま一方的に法制化されることには反対である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、男性助産婦導入については、出産する女性の権利がどこまで保護されるかが重要であり、産婦の心理的・身体的保護が十分確認されてから実施すること。
二、男性助産婦導入については、職能団体の意見のみならず、ケアを受ける立場にあるより多くの国民の声を反映させること。

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