国会議事堂本館(昭和11年(1936年)竣工)の耐震性能については、昭和56年の建築基準法の新耐震基準施行と同時期に実施した耐震診断において大地震に対する構造体の「安全性」を確認し、その後、近年の地震災害の経験に基づく耐震工学の発展や解析技術の高度化などを背景に実施した「改めての耐震診断」(令和5年3月)において、「継続使用性」についても評価しました。
また、改めての耐震診断の結果等を踏まえ、今後の耐震性能の確保に向けた基本計画として「国会議事堂本館耐震改修基本計画」(令和7年3月)をとりまとめました。