
謹んで年頭の御挨拶を申し上げます。
昨年は戦後80年の節目に当たり、今日の平和の礎となった尊い犠牲に改めて思いをいたす1年となりました。
また、昨年7月に行われた通常選挙を経て、参議院は新たな会派構成となりました。与野党の枠を越えて多様な声に耳を傾け、真摯な議論を通じて、引き続き国民の皆様からの負託に応えてまいります。
選挙後に提起されたいわゆる「一票の較差」訴訟においては、複数の高等裁判所から厳しい判断が示されました。参議院にとって、選挙制度の改革は最も重要な課題の一つであり、改めて「参議院改革協議会」を設置して協議を再開したところです。これまでの議論の積み重ねを踏まえ、参議院の在り方の議論を深めつつ、選挙制度改革の方向性を見いだすことができるよう鋭意取組を進めてまいります。
「良識の府」とされる参議院が将来にわたってその使命と役割を十分に果たし、国民の皆様に信頼され続けるためにはいかに在るべきか、議長としても熟慮を重ね、議員とともに力を尽くす決意です。
結びに、本年が皆様にとって穏やかで実り多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、私の新年の御挨拶といたします。
令和8年 元旦
参議院議長 