謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
能登半島地震から一年が経過いたしました。年頭に当たり、今なお厳しい状況にある方々に思いを致し、復旧・復興に向けて引き続き全力で取り組む決意を新たにしております。
我々国会議員には、国民生活の安定と向上のため、国民の皆様から寄せられた声に真摯に耳を傾け、政策という具体的な形にしていくことが求められております。
参議院は、「良識の府」、「再考の府」として、その特徴である長期的・総合的な視点を活かすとともに、与野党の垣根を越えて誠実な議論を積み重ね、確かな成果を示すべく努めていかなければなりません。本院がその役割を十分に果たし、国民の皆様の期待により一層応えることができるよう、本年も力を尽くしてまいります。
今夏には参議院議員通常選挙が予定されております。国民お一人お一人の思いを受け止めることのできる機会を最大限に活かし、より良い未来の実現につなげていければと存じます。
結びに、本年が皆様にとって平穏で幸多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、私の新年のご挨拶といたします。
令和7年 元旦
参議院議長