平成30年9月22日~9月29日
参議院は、ODA調査派遣第3班(団長三宅伸吾議員、朝日健太郎議員及び岩渕友議員)を、平成30年9月22日(土)から9月29日(土)まで、ケニア共和国及びルワンダ共和国に派遣しました。
ケニア共和国では、ナイロビ市内及び同都市圏の交通渋滞緩和等を図るウゴング道路拡幅計画及びナイロビ西部環状道路建設計画(いずれも無償資金協力)、オルカリア地熱地帯で建設・改修が行われているオルカリア地熱発電開発計画(円借款)、東アフリカ地域最大規模の商業港であるモンバサ港でコンテナターミナル建設等を行うモンバサ港開発計画及びモンバサ港周辺道路開発計画(いずれも円借款)を視察しました。
また、オブレ運輸インフラ住宅・都市開発省首席行政長官を訪問し、ケニア共和国に対する我が国の開発協力の在り方等について意見交換を行ったほか、ODA関係邦人事業者、ケニア港湾公社、青年海外協力隊員、ABEイニシアティブ修了生との意見交換を行いました。
ルワンダ共和国では、ルワンダとタンザニアの物流の重要拠点に位置するルスモ国際橋の架け替え等を支援するルスモ国際橋及び国境手続円滑化施設整備計画(無償資金協力)、重要な物流経路である中央回廊上の道路改修・拡幅を支援するルスモ-カヨンザ区間道路改良計画(円借款)、給水施設整備等を行う地方給水計画(第1期)(無償資金協力)、首都キガリへの安定的な電力供給を図るための第二次変電及び配電網整備計画(無償資金協力)及びキガリ虐殺記念館を視察しました。
また、ウェラ経済計画担当大臣、ルランギルワICT大臣及びガテテ・インフラ大臣を訪問し、ルワンダ共和国に対する我が国の開発協力の在り方等について意見交換を行ったほか、青年海外協力隊員、現地日系事業者等との意見交換を行いました。