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参議院の動き

参議院70周年記念子ども国会開催

参議院副議長のあいさつ

子ども国会議員の皆さん、おはようございます。参議院副議長の郡司彰でございます。
 子ども本会議が開かれるに当たり、一言ごあいさつをいたします。
 皆さん、昨日からこの参議院で過ごされてみて、どのように感じましたか。これまで遠い存在だった国会が少しは身近に感じられたでしょうか。
 この国会議事堂は、1936年、昭和11年に建てられ、今年で81年になりました。皆様も学校などで学んだことと思いますが、国会では、法律を作る以外にも、内閣総理大臣の指名や予算の議決など、国の運営に欠かせないたくさんの大切な物事を決めています。そして、その大切な物事を最終的に決めるのは、今皆さんが座っているこの本会議場で開かれる本会議になります。ですから、これから開かれる子ども本会議もとても大切な会議です。どうですか、国会議事堂の完成以来、その全てを見守ってきたこの本会議場の雰囲気がほかとは少し違うように感じられるのではないでしょうか。
 さて、昨日は、それぞれの委員会に分かれて大変活発な話合いが行われたことと思いますが、皆さん、自分の意見を積極的に発表することができましたか。中には、たくさんの意見が出て、なかなか意見がまとまらなかった委員会もあったかもしれません。しかし、それも皆さんが真剣に話合いを行ったあかしであります。そして、その成果がこの後の子ども国会宣言であります。でも、もし自分の意見が入らなかったとしても、その意見を一生懸命考えた過程が大切であり、それが皆様にとって本当に価値があるということを是非覚えておいてください。
 子ども国会は本日で終わりますが、日本の未来について考えようとこの場に集まった皆さんの意欲はとてもすばらしいものです。どうか、その高い志をこれからも持ち続けて、それぞれの夢に向かって頑張ってください。未来は、皆さん一人一人が声を上げることで、より良くなると信じています。
 皆さんのますますの御活躍を期待をして、私のごあいさつといたします。ありがとうございました。


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