平成24年1月28日~2月6日
参議院は、ODA調査派遣第1班(団長友近聡朗議員、吉川沙織議員及び水落敏栄議員)を、平成24年1月28日(土)から2月6日(月)まで、モザンビーク共和国、南アフリカ共和国及びザンビア共和国に派遣しました。
モザンビーク共和国のマプトでは、アリ首相及びクエレネイア企画開発大臣を訪問し、日本の対モザンビーク援助のあり方等について意見交換を行いました。また、マプト市小・中学校建設計画(通称:「東洋の星」小学校)、青年海外協力隊が活躍するボアネ農業専門学校を視察しました。さらに、モザンビーク道路公社(ANE)及びモザンビーク農業研究所(IIAM)において、日本の援助政策について意見交換を行うとともに、現地日本企業関係者、青年海外協力隊等との意見交換を行いました。
南アフリカ共和国のヨハネスブルグでは、ソウェトのクリップタウン、2010年サッカーワールドカップの開会式会場であるFNB競技場を視察するとともに、文化無償で照明機材を整備したマーケットシアターの視察を行うほか、現地日本企業関係者との意見交換を行いました。
ザンビア共和国のルサカでは、スコット副大統領、チクワンダ財務国家計画大臣、そしてマティビニ国民議会議長を訪問し、日本の対ザンビア援助のあり方等について意見交換を行いました。また、チクワンダ財務国家計画大臣主催昼食会ではザンビア共和国の大臣8人を始め数多くの政府関係者等と懇談する機会を得ました。さらに、ザンビア大学付属教育病院医療機材整備計画、青少年育成のためのルサカ市スポーツ施設整備計画(ヤマト・フィールド、草の根文化無償)、ルサカ市道路網整備計画、ルサカ市未計画居住区住環境改善計画の視察を行うほか、現地日本企業関係者及びJICA関係者等との意見交換を行いました。
リビングストンでは、ザンビア、ボツワナ、ジンバブエ及びナミビアの4か国の国境に面するカズングラの橋建設計画地、リビングストン市道路整備計画、文化無償で視聴覚機材を供与したリビングストン博物館の視察を行うほか、現地青年海外協力隊等との意見交換を行いました。