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参議院の動き

次期駐日中華人民共和国大使参議院訪問

平成22年3月5日

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平成22年3月5日(金)、程永華次期駐日中華人民共和国特命全権大使が、着任挨拶のため参議院を訪問し、参議院議長公邸にて、江田参議院議長、山東副議長と懇談を行いました。

まず、江田議長は、日本での経験が長い程次期大使にお帰りなさいと呼びかけ、程次期大使は、前回は公使として日中関係が政冷経熱といわれた時期に赴任したが、今回、日中関係が春を迎えたこの時期に大使として来日したので、この良好な関係を更に充実させていきたいと述べました。

次いで、江田議長は、中国も環境問題に取り組み改善も進んでいるようだが、日中間では長い間環境分野での協力関係があり、日本が役に立てることがあるとしたのに対し、程次期大使も、そのような協力を通じ両国の友好関係を発展させたいと応じました。また、江田議長は、本年は上海万博が開催されるが、環境をテーマにした愛知万博の経験を是非上海万博にも生かしていただきたいと述べました。

山東副議長は、自身も上海万博を訪問する予定があるとする一方、最近日本を訪れる中国人観光客の増加に触れ、日本は観光をひとつの大きな産業として力を入れており、メディアを含め観光の重要性をもっと認識すべきである旨述べ、程次期大使も、日中の往来は年間500万人を超えており、今後は単なる観光旅行ではなく、旅行者がそれぞれのテーマをもって相互理解を深めるようなものになることを期待していると述べました。