平成18年8月16日~25日
参議院では、ODA調査のための議員団第3班を、8月16日(水)から25日(金)まで、ウズベキスタン及びカザフスタンに派遣しました。
調査団は、ウズベキスタンにおいては、対外経済関係・投資・貿易省を訪れ、同国のODAに関して意見交換を行いました。また、円借款によって調達した修理機材を用いて修理を行っているタシケント客車修理工場、女性の自立に向け裁縫などを教えている職業訓練センター、キブライ農業高等学校などを視察しました。日本ウズベキスタン人材開発センターでは、ビジネスコースを修了し、そこで得た知識をいかして起業を行った方々から意見を聞きました。このほか、青年海外協力隊員やシニアボランティア等とも意見交換を行いました。
カザフスタンにおいては、副首相と面談し、我が国との経済協力関係に関して意見交換を行いました。また、日本が供与した機材による先進的手法を用いた地震データの収集・分析などを行っている国立地震研究所や、国立アクサイ小児病院、アスタナ空港などの視察を行いました。このほか、日本カザフスタン人材開発センターにおいて、市場経済への移行に必要な人材育成に向けた事業などの実施状況について説明を受けるとともに、同センターの日本語コース修了者から意見を聞きました。