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第189回国会 憲法審査会

平成27年2月25日(水) 第1回

1. 日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
(海外派遣議員の報告)

  • 団長  柳本 卓治 君(自民)
  • 副団長 金子 洋一 君(民主)
  •     小坂 憲次 君(自民)
  •     河野 義博 君(公明)
  •     吉良 よし子 君(共産)

2. 日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
(ドイツ連邦共和国、イタリア共和国及び英国における憲法事情、憲法改正の動向及び国民投票制度の制度内容・運用状況等について)

【発言者】

  • 赤池 誠章 君(自民)
  • 藤末 健三 君(民主)
  • 山下 雄平 君(自民)
  • 西田 実仁 君(公明)
  • 阿達 雅志 君(自民)
  • 牧山 ひろえ 君(民主)
  • 福島 みずほ 君(社民)
  • 丸山 和也 君(自民)
  • 仁比 聡平 君(共産)
  • 主濱 了 君(生活)
  • 小西 洋之 君(民主)
  • 金子 洋一 君(民主)
  • 小坂 憲次 君(自民)
  • 河野 義博 君(公明)
  • 吉良 よし子 君(共産)

【主な発言項目】

  • 国民投票の投票権年齢が18歳になることや選挙権年齢も18歳引下げに向けて進んでいる状況の中での参政権教育の重要性
  • ドイツにおける憲法改正の限界、各国における平和条項に対する認識、違憲判断の在り方についての疑問
  • 英国における貴族院公選制を目指す方向性から見た日本の二院制が合理的であるとの見解
  • 英国上院の第二次立法審査の仕組みと実情への関心
  • 現代憲法の内容の多様化に伴う共通事項を読み取ることの困難性に関する所感
  • ドイツでは憲法改正の限界を定めた永久条項や憲法裁判所の憲法異議の制度が大きな機能を果たしているとの認識
  • 憲法は国家権力を縛るものであり、愛国心など国民を縛るような規定を憲法に置いている国は限定的であるとの理解
  • ドイツ、イタリア、英国の違憲審査制の機能の実情と憲法裁判に対する国民の期待
  • 日本で環境保護規定や緊急事態を憲法改正問題として議論する必要性は存在しない、日本の二院制は良くできているとの所感
  • 憲法には改正限界があるべきとの見解
  • 他国の憲法改正の回数より、憲法として変えてはいけない部分に着目すべきとの見解
  • ドイツでは連邦基本法に明文で改正を否定している部分があるが、日本の憲法でも変えられない部分はあるとの見解
  • 今回の調査結果を通じた、日本の憲法はバランスが取れている、二院制は独自色のある運営がなされているとの所感
  • 英国上院の第二次立法審査の仕組みにおける工夫
  • 各国における立憲主義に対する認識