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第189回国会 政府開発援助等に関する特別委員会

平成27年3月4日(水) 第2回

1. 政府開発援助等に関する調査
(開発協力大綱の下での我が国ODA等の在り方に関する件)

【参考人】

  • 薬師寺 泰蔵 君(慶應義塾大学名誉教授・公益財団法人世界平和研究所特任研究顧問・ODA大綱見直しに関する有識者懇談会座長)
  • 長 有紀枝 君(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授・特定非営利活動法人難民を助ける会理事長)

【質疑者】

  • 島村 大 君(自民)
  • 藤末 健三 君(民主)
  • 杉 久武 君(公明)
  • 小野 次郎 君(維新)
  • 辰巳 孝太郎 君(共産)
  • 山田 太郎 君(元気)
  • 中野 正志 君(次代)
  • 又市 征治 君(社民)
  • 谷 亮子 君(生活)
  • 荒井 広幸 君(改革)

【主な質疑項目】

  • 我が国による難民支援の現状と課題
  • 新大綱の従来のODA大綱からの変更点及び見直しの背景
  • 日本の強みを生かし、国益につなげる協力を行う重要性
  • 人間の安全保障実現の上で重要であるグローバルヘルスへの貢献と我が国の経済成長を結び付ける可能性
  • 人間の安全保障の概念を憲法前文にある「恐怖からの自由」等との関係で捉え、国際社会に向け一層強く発信する必要性
  • 非軍事目的の開発協力が軍事転用されるおそれがあるとの懸念についての見解
  • 非軍事目的のODAの軍事転用を回避するための具体的方策
  • 開発協力による我が国の国益への貢献度をPDCAサイクルにより検証するための具体的方策
  • 新大綱に人間の安全保障の推進を明記したことのもつ意義
  • 平和のための保険でもあるODAが新大綱の下で日本の安全保障や経済発展、国際展開の手段のために利用される可能性についての認識
  • 非軍事的活動に限定してきた我が国のODA及びNGOの活動に対する評価
  • 公的資金を大きく上回る民間資金による開発に伴う格差拡大等の負の側面を検証する必要性
  • ODAによる対NGO支援額が増加した場合に起こりうる変化
  • 被援助国がODAから卒業し自立・自活するための出口戦略の重要性
  • 軍が関係する民政目的の開発援助について有識者懇談会で議論が行われることとなった背景と新大綱に明記する意味
  • 新大綱策定の背景にある国際情勢の変化に応じて我が国が一層国際貢献を行っていく上で必要となる国民世論や法制度整備の現状への認識
  • 対中国ODAの評価
  • 新大綱において国益を強調することの弊害
  • ODAの軍事転用回避のために具体的な検証が行われる必要性
  • 我が国の難民受入れ政策に対する見解
  • 保険医療分野における我が国の国際貢献の拡充に向けた取組
  • 障害者の経済的自立と社会参画を目的とする支援の具体的取組
  • 我が国がスポーツを通じて国際貢献を果たしていくことの意義
  • ODAの軍事転用を防ぐための運用基準の整備及び追跡調査の必要性