質問主意書

第201回国会(常会)

質問主意書


質問第二六号

イラン国内で我が国の総理大臣が「アメリカ人は常に自分たちの信念と見解を他国に押しつけたいと考えてきた」と発言したとされていることに関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  令和二年一月三十一日

浜田 聡


       参議院議長 山東 昭子 殿



   イラン国内で我が国の総理大臣が「アメリカ人は常に自分たちの信念と見解を他国に押しつけたいと考えてきた」と発言したとされていることに関する質問主意書

 昨今のイラン情勢により、昨年六月十三日に行われた安倍総理とハメネイ師の対談が再び注目を集めていることを踏まえ、以下質問する。

一 政府は、ウェブサイト「http://khamenei.ir」について、ハメネイ師の公式な声明と認識しているのか。そうでない場合、どのような認識をしているのか。

二 昨年六月十三日の安倍総理とハメネイ師の会談について、ハメネイ師側はこれに関する記事(http://english.khamenei.ir/news/6844/I-don-t-consider-Trump-worth-sending-a-message-to-we-won-t-negotiate)を公開している。
 当該記事には、安倍総理とハメネイ師との間で以下のようなやりとりがなされた、と書かれている。
 「Ayatollah Khamenei then responded to remarks by the Japanese Prime Minister on how the Americans have always wanted to impose their own beliefs and views on other nations and stated: It is good that you acknowledge this fact, and you should also know that the Americans will observe no limits in imposing their views.」
 安倍総理とハメネイ師との間で前述のやりとりがなされたのは事実かどうか明らかにされたい。また、前述のやりとりについて政府が把握している安倍総理とハメネイ師の発言を日本語で示されたい。

  右質問する。