第197回国会(臨時会)
答弁書第四四号 内閣参質一九七第四四号 平成三十年十二月十八日 内閣総理大臣 安倍 晋三
参議院議長 伊達 忠一 殿 参議院議員伊藤孝恵君提出Safety tipsに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員伊藤孝恵君提出Safety tipsに関する質問に対する答弁書 一及び二について お尋ねの「Safety tips」(以下「Safety tips」という。)については、平成三十年に発生した大阪府北部を震源とする地震や平成三十年七月豪雨の際も、これらの災害に関する情報が適時に提供されたところであるが、Safety tipsをダウンロードしている訪日外国人旅行者が少なかったため、結果的にこれらの災害に関する情報が訪日外国人旅行者に十分広く行き渡らなかったと承知している。 政府としては、今後、Safety tipsの更なる周知に努めるとともに、独立行政法人国際観光振興機構が提供するアプリケーションを含めた他のアプリケーションとの連携を拡大し、より多くの訪日外国人旅行者に必要な災害情報が提供されるよう努めてまいりたい。 また、お尋ねの「Safety tipsとIoTおもてなしクラウド事業との連携」の意味するところが必ずしも明らかではないが、政府としては、訪日外国人旅行者の更なる増加に向けて、各府省庁が連携しながら、非常時の訪日外国人旅行者の安全・安心確保に取り組んでまいりたい。 |