質問主意書

第193回国会(常会)

質問主意書


質問第一五五号

菅内閣官房長官の記者会見に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成二十九年六月十五日

古賀 之士   


       参議院議長 伊達 忠一 殿



   菅内閣官房長官の記者会見に関する質問主意書

 平成二十九年五月二十五日の記者会見で、菅内閣官房長官は、前川喜平前文部科学事務次官について、「地位に恋々としがみついていた」と述べた。これに対して前川氏は、事務次官を続けたいと言ったことはない旨の反論をしており、菅内閣官房長官の発言は、前川氏本人の説明とは異なっている。
 菅内閣官房長官の前記発言は、日本国政府の公式見解か否かを示されたい。なお、公式見解でない場合は、従前及び今後の菅内閣官房長官の記者会見の内容において、公式見解である発言と公式見解でない発言の区別が不明確になるとする意見があるが、これに対する政府の見解を示されたい。

  右質問する。