質問主意書

第189回国会(常会)

答弁書


答弁書第三二五号

内閣参質一八九第三二五号
  平成二十七年十月六日
内閣総理大臣 安倍 晋三   


       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員山本太郎君提出平成二十七年八月十四日の「内閣総理大臣談話」に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員山本太郎君提出平成二十七年八月十四日の「内閣総理大臣談話」に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 先の大戦における行いに対する痛切な反省と心からのお詫びの気持ちは、戦後の歴代内閣が、一貫して持ち続けてきたものである。そうした気持ちが、戦後五十年に当たり、平成七年八月十五日の内閣総理大臣談話(以下「村山談話」という。)で表明され、さらに、戦後六十年を機に出された平成十七年八月十五日の内閣総理大臣談話(以下「小泉談話」という。)においても引き継がれてきた。
 平成二十七年八月十四日の内閣総理大臣談話(以下「今回の談話」という。)については、今回の談話全体としてのメッセージが重要であり、その一部分だけを切り取って議論することは、より幅広い国民とメッセージを共有するという観点から、適切ではないと考える。いずれにせよ、安倍内閣としては、村山談話及び小泉談話について全体として引き継いでいる。