質問主意書

第189回国会(常会)

答弁書


答弁書第九二号

内閣参質一八九第九二号
  平成二十七年四月十日
内閣総理大臣 安倍 晋三   


       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員徳永エリ君提出TPP交渉の情報開示に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員徳永エリ君提出TPP交渉の情報開示に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 米国を含む環太平洋パートナーシップ(以下「TPP」という。)協定交渉参加国は、TPP協定交渉上の守秘義務を保持しつつ、議会や国民に対する透明性を確保するために様々な努力をしていると承知しているが、情報提供に係る他国の取組について具体的諸条件を含めて全てを承知しているわけではないので、我が国政府として、お尋ねについて、コメントすることは差し控えたい。

三及び四について

 TPP協定交渉に関する情報については、我が国においても、これまでTPP協定交渉の進捗状況、交渉に取り組む我が国の基本方針等について、国会を始め様々な場で説明してきている。今後とも、TPP協定交渉上の守秘義務の制約はあるものの、工夫しながらできる限りの情報提供に取り組んでいく考えである。