質問主意書

第187回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第八号

内閣参質一八七第八号
  平成二十六年十月七日
内閣総理大臣 安倍 晋三   


       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員浜田和幸君提出東京都議会での不規則発言についての海外メディアの反応に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員浜田和幸君提出東京都議会での不規則発言についての海外メディアの反応に関する質問に対する答弁書

一について

 平成二十六年六月十八日の東京都議会本会議における発言(以下「発言」という。)について、複数の外国の報道機関による報道があったことは承知している。

二及び四について

 安倍内閣総理大臣は、国連総会を始めとする国際会議において、女性の人権に関する我が国の取組について、情報を発信してきている。また、男女の人権の尊重を基本理念とする我が国の男女共同参画に関する取組について国際的に広報することを目的として、例えば、森前内閣府特命担当大臣(男女共同参画)が、その在任中、外国の報道関係者等が加盟する記者クラブの外国人記者との懇談及び海外出張の際の外国の報道機関との懇談を行うとともに、内閣府において、英語のホームページ及び英語のパンフレットを用いて情報を発信してきている。
 今後とも、適切な機会を捉えてこのような取組を進めてまいりたい。

三について

 政府としては、オリンピック競技大会の主催者である国際オリンピック委員会及びこれに加盟している各競技団体から、発言について特段の指摘は受けていない。また、東京都や一般財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会においても、国際オリンピック委員会及びこれに加盟している各競技団体から、発言について特段の指摘は受けていないと承知しており、政府としては、現時点では、オリンピック競技大会の開催への影響があるとは認識していない。