第187回国会(臨時会)
質問第五六号 中国サンゴ密漁船に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 平成二十六年十一月五日 浜田 和幸
参議院議長 山崎 正昭 殿 中国サンゴ密漁船に関する質問主意書 世界自然遺産に登録されている小笠原諸島の沖合で、赤サンゴの密漁目的と見られる中国漁船が二百隻規模で確認されている。これに関して、以下質問する。 一 海上保安庁と警視庁の監視体制について、現状を具体的に示されたい。 二 船舶事故や地元観光業の風評被害、乱獲による環境悪化が懸念され、地元漁師も自主的に監視活動を行っているものの、漁船の数が膨大で、かなりの密漁を許していると思われる。監視や警備の応援として、海上自衛隊の出動も検討すべき事案と思われるが、政府の見解を示されたい。 三 中国や国際社会に対するこれまでの働きかけと、これから検討している対策があれば示されたい。 右質問する。 |