第183回国会(常会)
質問第七八号 拉致問題対策本部事務局関係予算・決算に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 平成二十五年四月十一日 有田 芳生
参議院議長 平田 健二 殿 拉致問題対策本部事務局関係予算・決算に関する質問主意書 平成二十三年度拉致問題対策本部事務局関係予算・決算に関し質問します。 一 平成二十三年度の拉致問題対策本部事務局関係予算・決算(以下「二十三年度予算・決算」とする)の「(項)内閣官房共通費」について、大事項より下位の各事項ごとに、補正後予算額、決算額、不用額をそれぞれ明らかにして下さい。 二 二十三年度予算・決算の拉致問題対策本部経費について、非常勤職員手当、諸謝金、職員旅費、外国旅費、委員等旅費、外国人招へい旅費、庁費、拉致問題対策庁費に分け、補正後予算額、決算額、不用額をそれぞれ明らかにして下さい。 三 前記二の庁費について、使途目的を個別に分類して明らかにするとともに、補正後予算額、決算額、不用額をそれぞれ明らかにして下さい。 四 二十三年度予算・決算の「(項)内閣本府共通費」について、大事項より下位の各事項ごとに、補正後予算額、決算額、不用額をそれぞれ明らかにして下さい。 五 二十三年度予算・決算の拉致問題対策情報収集・分析経費について、諸謝金、職員旅費、外国旅費、委員等旅費、情報処理業務庁費、拉致問題対策庁費、拉致問題対策情報収集等活動費に分け、補正後予算額、決算額、不用額をそれぞれ明らかにして下さい。 六 前記五の拉致問題対策情報収集等活動費について、その使途目的、活動成果、今後の課題、不用額発生事由につき、政府の見解を明らかにして下さい。 七 二十三年度予算・決算の予算執行率は二十八・八パーセントで、八億八千三百万円もの不用額が発生しています。この原因について主なものから五項目を列挙し、それらについての善後策をお示し下さい。 八 拉致問題が進展しない原因の一つにはこの低レベルの予算執行率があると思われます。予算執行率と関係がないとするなら、拉致問題が一向に進展しない原因がどこにあるのか、政府の見解を明らかにして下さい。 右質問する。 |