質問主意書

第180回国会(常会)

答弁書


答弁書第一一一号

内閣参質一八〇第一一一号
  平成二十四年五月二十二日
内閣総理大臣 野田 佳彦   


       参議院議長 平田 健二 殿

参議院議員福島みずほ君提出日本における原子力発電所の新規建設に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員福島みずほ君提出日本における原子力発電所の新規建設に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 御指摘の野田内閣総理大臣の発言は、原子力発電所の新増設については、現状では困難な状況であるとの認識を示したものである。政府としては、中長期的に原子力への依存度を最大限に低減させる方向を目指すべきと考えており、今後、国民が安心できる中長期的なエネルギー構成を目指し、幅広く国民各層の御意見を伺いながら、今年の夏を目途に新しい戦略と計画を取りまとめることとしている。
 また、原子力事業者が建設中の原子力発電所等の扱いについては、進捗状況も様々であり、立地地域の方々の御意見も踏まえながら、個別の事案に応じて検討していく必要があると考えている。