質問主意書

第180回国会(常会)

答弁書


答弁書第九〇号

内閣参質一八〇第九〇号
  平成二十四年四月二十七日
内閣総理大臣 野田 佳彦   


       参議院議長 平田 健二 殿

参議院議員浜田昌良君提出核不拡散・軍縮イニシアチブ外相会合の広島・長崎での開催に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員浜田昌良君提出核不拡散・軍縮イニシアチブ外相会合の広島・長崎での開催に関する質問に対する答弁書

一について

 本年四月二十七日(現地時間。以下同じ。)にトルコで予定されていた軍縮・不拡散イニシアティブ(以下「NPDI」という。)外務大臣会合は延期となったが、前日二十六日に開催されたNPDI局長級会合において、我が国は、二千十四年(平成二十六年)にNPDI外務大臣会合を広島市で開催することを提案し、参加国の同意を得て決定されたところである。

二について

 御指摘の「ほつれ」の意味するところが必ずしも明らかではないが、イラン及び北朝鮮の核問題に関しては、核兵器の不拡散に関する条約(昭和五十一年条約第六号)を基礎とする国際的な核軍縮・不拡散体制の維持及び強化という観点から、NPDIにおいてどのような課題として位置付け、議論することができるかについて、引き続き検討していく考えである。