質問主意書

第177回国会(常会)

答弁書


答弁書第八〇号

内閣参質一七七第八〇号
  平成二十三年三月一日
内閣総理大臣 菅 直人   


       参議院議長 西岡 武夫 殿

参議院議員佐藤正久君提出尖閣諸島沖漁船衝突事件への対応と民主党代表選挙に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員佐藤正久君提出尖閣諸島沖漁船衝突事件への対応と民主党代表選挙に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 御指摘の事件については、検察当局が、法と証拠に基づいて、適切に対応したものと承知している。また、同事件を発端として日中間で生じた外交上の摩擦についても、政府として、国益を踏まえ適切に対応したと考えている。御指摘の発言は、一般論として、日中間での誤解や摩擦を減じるためには、どのような状況にあっても、常日頃から中国側との意思疎通を強化することが重要であるとの考えを述べたものである。
 なお、同事件については、政府として適切に対応しており、同事件への対応に関して、小沢一郎衆議院議員と協議したことはない。