質問主意書

第174回国会(常会)

答弁書


答弁書第六六号

内閣参質一七四第六六号
  平成二十二年五月二十一日
内閣総理大臣 鳩山 由紀夫   


       参議院議長 江田 五月 殿

参議院議員佐藤正久君提出鳩山首相と北澤防衛相との在沖米海兵隊の抑止力についての情報共有に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員佐藤正久君提出鳩山首相と北澤防衛相との在沖米海兵隊の抑止力についての情報共有に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 鳩山内閣総理大臣と北澤防衛大臣との間では、平素から様々な機会を通じて、抑止力に関することを含め、我が国の安全保障問題や防衛問題に関して緊密なやり取りを行っており、こうしたやり取りを通じ、認識を共有しているものである。
 なお、御指摘の北澤防衛大臣の発言は、本年五月四日の鳩山内閣総理大臣の沖縄県訪問時の抑止力に係る発言に関し、当該発言の直前に、抑止力について北澤防衛大臣から鳩山内閣総理大臣には何も申し上げていないとの旨を述べたものである。

三について

 鳩山内閣総理大臣は、内閣総理大臣に就任後、普天間飛行場の移設問題について検討する中で得られた様々な情報に接すること等により、沖縄に駐留するアメリカ合衆国の海兵隊の存在の重要性について認識を新たにしたものである。