質問主意書

第174回国会(常会)

答弁書


答弁書第三号

内閣参質一七四第三号
  平成二十二年一月二十六日
内閣総理大臣 鳩山 由紀夫   


       参議院議長 江田 五月 殿

参議院議員浜田昌良君提出鳩山総理とクリントン米国務長官とのミスコミュニケーションに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員浜田昌良君提出鳩山総理とクリントン米国務長官とのミスコミュニケーションに関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 御指摘の晩餐会においては、鳩山内閣総理大臣とクリントン米国国務長官との間で、普天間飛行場移設問題に関しやり取りがあったが、通訳者に係る事項を含め外交上の個別のやり取りの詳細について明らかにすることは、先方との関係等もあり差し控えたい。

四について

 クリントン米国国務長官は、平成二十一年十二月二十一日の藤﨑米国駐箚特命全権大使との会談において、日米同盟の重要性及び沖縄の基地問題の重要性について見解を述べたが、外交上の個別のやり取りの詳細について明らかにすることは、先方との関係もあり差し控えたい。

五について

 お尋ねの過去三十年にわたって米国駐箚特命全権大使が先方の求めに応じて米国国務省を往訪した回数及び用件について網羅的に調査することは困難であるため、お答えすることは困難である。なお、平成二十一年十二月二十一日には、藤﨑米国駐箚特命全権大使はクリントン米国国務長官に招請され、会談を行ったものであり、大使の方から会いに行ったのではない。

六及び七について

 御指摘の「ミスコミュニケーション」の意味が必ずしも明らかでなく、お答えすることは困難である。