質問主意書

第171回国会(常会)

答弁書


答弁書第九七号

内閣参質一七一第九七号
  平成二十一年四月七日
内閣総理大臣 麻生 太郎   


       参議院議長 江田 五月 殿

参議院議員藤末健三君提出経済連携協定の工程表の進捗状況に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員藤末健三君提出経済連携協定の工程表の進捗状況に関する質問に対する答弁書

 政府としては、平成二十年六月に閣議決定された「経済財政改革の基本方針二〇〇八」別表の「二〇一〇年に向けたEPA工程表」にのっとって、経済連携の推進に取り組んできており、現時点で発効した経済連携協定(以下「EPA」という。)の数は九、署名を終えたEPAの数は二、交渉開始後いまだ妥結に至っていないEPAの数は四となっている。また、平成二十年の財務省貿易統計によれば、現時点で発効及び署名済みのEPA締結国・地域との貿易額は、我が国の総貿易額の約一五・九パーセントを占めている。政府としては、EPA工程表に基づき、交渉中のEPAについて引き続き積極的に推進してまいりたい。
 「二〇一〇年に向けたEPA工程表」については、取組の進捗状況を踏まえつつ、今後、見直しが必要か否かを検討してまいりたい。